2011年02月09日

人生90才時代の到来

 長寿国日本、ここまで来たかの感がする。

 海南行という漢詩があるがその中で
   人生五十功無きを愧(は)ず
   花木春過ぎて夏已(すで)に中ばなり
   滿室の蒼蠅(そうよう)掃えども去り難し
   起って禪榻(ぜんとう)を尋ねて清風に臥せん
 と詠まれている。

 この話しは足利義満の時代に義満の補導役であった細川頼之が幕府の中で派閥抗争があり、
告げ口がうるさかったので要職をなげうって讃岐へ帰る船の中で作った詩といわれている。
 その後頼之は召還され国務に参与したそうだ。

 人生50年代が戦後高度成長期から伸び始め、いまや人生90年代といわれる時代に入った。

 いま政治の大きな課題である社会保障制度のあり方も人生60年代を基準に制度設計されてきたものであり、
人生90年代の時代など考えすらしなかったのではないだろうか。
 制度の崩壊も当然のことといえる。

 長寿国 万歳であるが世の推移をみると必ずしも喜ぶべきこととは言えない現実がある。
 若い世代に多くの負担を残してはなるまい。
 そんな気持ちで年金を受け取った。

 有難いやら、心苦しいやら複雑な心境だ。
posted by むた秀敏後援会 at 03:51| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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